バンクーバーオリンピック雑感2

・リード組の和服を着たアイスダンスを見た。奇妙な踊りだ、外国人は日本をこんな風に見ているんだろうな、と思った。
・ダンスは西洋から来たものだから一所懸命西洋の物まねをしよう、というのがこうした時の一般的な日本人的感性じゃないだろうか。

・「愛のアランフェス」(作:槇村さとる)を読んで、あるいは、「銀のロマンティック、わはは」(作:川原泉)を読んでフィギュアスケートを始めた、という人はどれだけいるのだろう。
・シングルなら世界トップレベルだが、ペアで滑りたかったら外国に行かなければならない、というのならなんだかおかしい気がする。

・問題になった国母の服装だが、あれを格好いいという感覚を私は持っていない。ただ、ああした服装にこだわりと矜持があるのだったら、ぜひ金メダルを取って、表彰台にあの格好で上がってほしかったな、とも思う。そんなことをしたらもっと問題になっただろうけど。
・ダブルコークの失敗は残念だったが、国母の演技は美しかった。ただ高く跳ぶだけでも、ずいぶん美しいものだと感じた。

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