甲府0-4横浜M 甲府ついに降格圏

 開始時間が先だった新潟と名古屋が勝利したため、この試合で甲府が勝たなければ16位に落ちることになっていた。
 それで敗れたため、甲府は降格圏の16位に落ちた。

 ドゥドゥが離脱中。この試合もダヴィのワントップ。佐久間監督はダヴィと心中する覚悟を決めたらしい。かつての体のキレが全然戻っていないダヴィだが、試合を重ねることで少しは良くなってきた。前半にはボールを収めている時間もあった。だが、後半には存在感を失くしている時間帯もあった。
 甲府ゴールキーパーは河田が怪我をしたのか岡西がスタメン。横浜Mは天野スタメン。

 横浜Mは俊輔がおらず攻め手はマルティノスの右サイド突破と学のドリブル等に限られている。当然、甲府もそこをケアしていて最初はよく守っていた。岡西のスーパーセーブもあった。しかし、横浜Mはその甲府の守備の上を行った。
 38分、ペナルティエリア内に侵入したマルティノスを甲府守備陣は止められず、クロスを許した。そこに学が入ってきた。ゴール。
 後半、甲府は攻めなければならなくなった。横浜Mはそんな甲府の裏を次々に攻略して追加点を上げた。
 学はこの日2得点2アシスト。彼を見に、手倉森代表コーチが来ているという話があった。この日の学を見たら、ハリルホジッチ監督に推薦したのは間違いない。

 名古屋は小倉解任闘莉王復帰ブーストが働いた。恐らくは残留争いは新潟が相手になる。だがその新潟も吉田解任ブーストが働くかもしれない。甲府は佐久間副社長がGM監督兼任なので解任ブーストは使えない。このままでやるしかない。
 残り3試合。甲府は下位の福岡・湘南戦を残している。ここで新潟をひっくり返せるかどうかが残留の分かれ道。ここでJリーグは代表戦とルヴァン杯で中断。次節は10月22日(土)。刮目して待つとしよう。

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