風媒花(エイプリルフールネタ)

   風媒花

 都会で生まれ育った君が
 いつか山を去るのはわかっていた

 でも君に魅かれていくのを
 止めることはできなかった

 風媒花の苦手な君は春に去り
 それきり二度と戻らなかった

 風媒花は届いたか君の住む街に
 この山の風媒花は

 ぼくの愛はあの花と同じ
 君の邪魔になるだけ

 風媒花は届いたか君の住む街に
 この山の風媒花は

 ぼくの愛はあの花と同じ
 愛でられることはない

 君が去っても山で暮らしてる
 何もなかったような顔をして生きているんだ



 作詞家としてデビューすることになりました。
 プロモーションの一環として、まず詞を先行してブログ上で発表します。
 作曲家、歌手、タイアップ、マスコミ発表時期等は順次お知らせしていきます。
 ご期待ください。


 エイプリルフールネタです。
 この詞の著作権は筆者に属します。
 曲をつけようという酔狂なかたがいらっしゃいましたらご自由にどうぞ。

 なお、詞の内容は体験談ではなく、フィクションです。

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