新潟0-2磐田 新潟はなぜ敗れるのか
【後半に追記・謝罪あり】
表題を見て、新潟の戦術について、あるいはロペス新監督の手腕について言及するのかと思うかもしれない。だが、そうしたことは私の得手ではない。
ただ、新潟のスターティングメンバーと控えのメンバーを見ていて、難しいな、ということはわかる。このメンバーでどうやって点を取るのか、と思うからだ。
一方の磐田はわかりやすい。俊輔が川又に点を取らせるチームだ。俊輔から川又、という軸がはっきりしているから、俊輔から川又以外の誰か、この試合なら川辺といったアレンジが効いてくる。俊輔と川又を抑えようとすれば他が空いてくる。森下から櫻内といった別ルートも生きてくる。
新潟は誰がどうやって点を取るのかが難しい。そこにフロントの補強失敗をあげる人もいるだろう。ただそれは昨日今日起きたことではない。昨年から点は取れなかったのだ。
結局、金が無いのである。だから点を取れそうなフォワード、点が取れる形を作れるミッドフィールダーを雇えない。
それに対して、以前から資金は潤沢ではなかった。それでも新潟が上位にいた時期もあったではないか、という反論があるだろう。
しかし上位にいた時期よりも、金が無くなっているのではないか、と私は疑っている。
2016_192,251_15位
2015_372,908_15位
2014_390,648_12位
2013_443,906_07位
2012_425,309_15位
2011_442,836_14位
2010_519,221_09位
2009_568,582_08位
2008_586,325_13位
2007_650,698_06位
2006_658,050_14位
2005_681,945_12位
2004_565,336_10位
左から、年度、観客数、順位である。
順位の上下はある。だがここ数年で入場者が減って、優秀な選手を雇える資金が減り、順位が下の所で定着したという傾向が見える。となれば新潟が強くなるには、観客を再び増やすのが一番だ。
それにしても驚いた。アルビレックス新潟はどうしてこれほど急に、観客を減らしてしまったのであろうか。
【追記】
上記の年間観客数はFootballgeistを参考にした。そもそもこうした文章では元ネタを明かさなければならない。そこからして申し訳ない。
さてこの2016年の観客数だが、どうみてもシーズン途中までの数字である。さらに申し訳ない。18万人も減るわけがないと常識的感覚をもって気づくべきであった。
Wikipediaによると2016年の入場者数は360,076人。2015年と比べて新潟の観客数は減少傾向が続いているが、激減したわけではない。
ちなみにWikipediaの元ネタのJリーグの公式データに当たろうとしたのだが、うまくいかなかった。
さて、そもそもこの記事は新潟が今年も含むここ3年ほど、なかなか勝てない理由を観客数に求めようとしたものだった。観客数が減れば入場料収入が減るだろうと。
それなら入場者よりも、入場料収入の推移を調べればいいのである。新潟日報によると、2016年の入場料収入は6億7900万円である。
それで推移は、というと2015年まではすでに調べた人がいる。
サッカーコラム J3 Plus+で、招待客、いわゆるタダ券配布に絡めた記事があった。それによると、新潟の入場料収入は2005年が11億8500万、これが毎年減少して2011年に7億100万、その後上下はありながら6億円台から7億円台で2015年までほぼ横ばいで推移している。2016年の6億7900万は2011年以降だとそれほど低いわけではない。
2013年に7位になった時と昨年の入場料収入は大差がない。つまり、今年を含むここ3年ほどの成績の悪さを入場者数と入場料収入に帰することはできない。
申し訳ない。私が間違っていました。
ちなみにベガルタ仙台の2016年入場者収入は6億800万。それで新潟よりも上位にいる。仙台は頑張っていると言っていいのかどうか、はて。
表題を見て、新潟の戦術について、あるいはロペス新監督の手腕について言及するのかと思うかもしれない。だが、そうしたことは私の得手ではない。
ただ、新潟のスターティングメンバーと控えのメンバーを見ていて、難しいな、ということはわかる。このメンバーでどうやって点を取るのか、と思うからだ。
一方の磐田はわかりやすい。俊輔が川又に点を取らせるチームだ。俊輔から川又、という軸がはっきりしているから、俊輔から川又以外の誰か、この試合なら川辺といったアレンジが効いてくる。俊輔と川又を抑えようとすれば他が空いてくる。森下から櫻内といった別ルートも生きてくる。
新潟は誰がどうやって点を取るのかが難しい。そこにフロントの補強失敗をあげる人もいるだろう。ただそれは昨日今日起きたことではない。昨年から点は取れなかったのだ。
結局、金が無いのである。だから点を取れそうなフォワード、点が取れる形を作れるミッドフィールダーを雇えない。
それに対して、以前から資金は潤沢ではなかった。それでも新潟が上位にいた時期もあったではないか、という反論があるだろう。
しかし上位にいた時期よりも、金が無くなっているのではないか、と私は疑っている。
2016_192,251_15位
2015_372,908_15位
2014_390,648_12位
2013_443,906_07位
2012_425,309_15位
2011_442,836_14位
2010_519,221_09位
2009_568,582_08位
2008_586,325_13位
2007_650,698_06位
2006_658,050_14位
2005_681,945_12位
2004_565,336_10位
左から、年度、観客数、順位である。
順位の上下はある。だがここ数年で入場者が減って、優秀な選手を雇える資金が減り、順位が下の所で定着したという傾向が見える。となれば新潟が強くなるには、観客を再び増やすのが一番だ。
それにしても驚いた。アルビレックス新潟はどうしてこれほど急に、観客を減らしてしまったのであろうか。
【追記】
上記の年間観客数はFootballgeistを参考にした。そもそもこうした文章では元ネタを明かさなければならない。そこからして申し訳ない。
さてこの2016年の観客数だが、どうみてもシーズン途中までの数字である。さらに申し訳ない。18万人も減るわけがないと常識的感覚をもって気づくべきであった。
Wikipediaによると2016年の入場者数は360,076人。2015年と比べて新潟の観客数は減少傾向が続いているが、激減したわけではない。
ちなみにWikipediaの元ネタのJリーグの公式データに当たろうとしたのだが、うまくいかなかった。
さて、そもそもこの記事は新潟が今年も含むここ3年ほど、なかなか勝てない理由を観客数に求めようとしたものだった。観客数が減れば入場料収入が減るだろうと。
それなら入場者よりも、入場料収入の推移を調べればいいのである。新潟日報によると、2016年の入場料収入は6億7900万円である。
それで推移は、というと2015年まではすでに調べた人がいる。
サッカーコラム J3 Plus+で、招待客、いわゆるタダ券配布に絡めた記事があった。それによると、新潟の入場料収入は2005年が11億8500万、これが毎年減少して2011年に7億100万、その後上下はありながら6億円台から7億円台で2015年までほぼ横ばいで推移している。2016年の6億7900万は2011年以降だとそれほど低いわけではない。
2013年に7位になった時と昨年の入場料収入は大差がない。つまり、今年を含むここ3年ほどの成績の悪さを入場者数と入場料収入に帰することはできない。
申し訳ない。私が間違っていました。
ちなみにベガルタ仙台の2016年入場者収入は6億800万。それで新潟よりも上位にいる。仙台は頑張っていると言っていいのかどうか、はて。
この記事へのコメント
新潟の入場料収入は~2010年までが減少傾向で、2010~からはそんなに変わっていないようですね。そうした目で見ると2013年の7位が特異に見えてきます。
引用先の記事そのものが間違っています。公式サイト等でお調べ直し下さい。