日本3-1ホンジュラス 10番堂安

 オリンピック初戦の7/22南アフリカ戦まであと十日。この時期だとコンディションはベストではなくまだ重い状態。それにACL帰りの選手もいて全員が揃ったわけでもない。当然内容はベストではないし、勝敗もそれほど重要ではない。
 そこで日本代表は何を目標としていたか。ひとつはレギュラーの連携を深めることにあっただろう。この親善試合で交代は2名63分、3名80分、1名87分。45分で5名を交代させたホンジュラスと比較して明らかに交代が遅い。これはあえて遅らせたということだろう。

 前半の日本は動きが軽快で次々とボールを奪いビルドアップもスムーズだった。その中で13分、久保のフリーキックから吉田の押し込みという先制点。40分には冨安のクロス、三好のスルー、林が受けて、堂安のシュート。美しい連携が決まった。
 しかし後半に入って日本はボールをなかなか奪えなくなり、ビルドアップも滞ってきた。攻め方もサイドを抉る形が影を潜めて中央へ中央へと単調に寄っていくことが多くなった。66分にはホンジュラスに裏を攻略されて失点した。
 疲労の影響が明らかだった。それでも敢えて交代を遅らせたのは、ボールを思うように動かせない状況下でレギュラーメンバーがどれだけ耐えられるかを試す意味があったのだろう。

 この試合は結局、堂安が救う形になった。10番を背負って90分、誰よりも張り切っていた。85分には途中出場の相馬のクロスに足で飛び込んで押し込み、貴重な追加点を上げた。勝敗はここで決まった。
 苦しい時間帯に頑張れる選手、というイメージをこれまで堂安に持ったことはなかった。もし10番を背負ったことでそうした選手に進化した、というのであれば、この背番号を彼に与えたことは大成功であっただろう。

この記事へのコメント

王島将春
2021年07月31日 08:09
はじめまして。福井市在住の王島将春(おうしままさはる)と言います。聖書預言を伝える活動をしています。

間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イラン・スーダン・リビアが、イスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めて下さい。ヨハネの黙示録6章から19章を読めば分かりますが、携挙に取り残された後の7年間の患難時代は、苦痛と迫害の時代です。患難時代を経験しなくても良いように、携挙が起きる前に救われてください。

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