日本0-1オマーン 日本はあまりにも弱い

 この試合には出られないレギュラーが何人かいて、誰が代わりに出るのかが話題になっていた。スタメンを見て、植田はいいとしても、柴崎と原口と聞いて何か嫌な気がしていた。誰の調子が良いかではなく、これまでの実績のみで選んだとしか思えなかったからだ。
 交代メンバーは、原口→古橋、伊東→堂安、鎌田→久保。古橋をサイドアタッカーにしてどうするのか。代えるのなら大迫とだろう。実際古橋はつまらないクロスを何回か送っただけで消えてしまっていた。堂安と久保はキレもアイデアも見受けられなかった。

 オマーンはとてもよく日本を研究していた。大迫に入るボールをことごとく潰した。そしてゴール前を固めた。日本はサイドから崩すことが出来ない。有効なミドルシュートも打てない。吉田を上げてパワープレーをしても吉田が落とした後のアイデアがない。
 日本はサイドから崩せなかったが、最後にオマーンがサイドから崩した。対応した柴崎は守備の専門家でもサイドの専門家でもなく有効なクロスが入るのを止めることが出来なかった。

 コンディションが悪くなってきたところに得点源の堂安・久保をマークされゴール前を固められ、オリンピックの日本代表はスペインとメキシコに敗れた。それをまた見せられた気がしている。
 得点が入りそうだったのは伊東がゴールキーパーの目の前で打った一本のみで、それもキーパーの取れるところにしか飛ばせなかったのだからなすすべなし。

 オマーンのほうが強かった。日本はあまりにも弱い。
 次も負けたら監督交代か。それで立て直せるかどうかわからないが。

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