天皇杯決勝 甲府1-1(PK5-4)広島 甲府優勝!

 甲府優勝おめでとうございます。

 冷静な解説は無理です。阿呆みたいな感想文になります。
 県民のみなさんに支えられて、とかいう言葉が出ていて、ああ、そう言えば自分もついこの間まで山梨県民だった、支えてたかなあ、とか思いました。

 広島には元甲府の佐々木、野津田、柏がいます。サッカーを続けていれば、こうした晴れがましい試合で戦う機会もあるわけです。
 甲府の得点は26分、荒木がゴールライン際に走り込んでクロスに三平。
 三平は大分にいた時期が長いんですけど、2012年に大分がプレーオフを勝ち抜いてJ1に昇格したのにJ2の京都に移籍したり、大分に戻ってきたらJ3に降格したり、その後J1に昇格したりとか、いろいろあった選手で。明るいキャラで今は変な髪してますけど。活躍すると見てるだけでなんとなく嬉しくなる。人徳ですかね。
 広島がボールを持った時間が長かったんですが、甲府が攻める時間もあって、準決勝の甲府-鹿島戦ほど極端ではなかったですね。シュート数は8対16か。甲府-鹿島は6対18。
 前半は甲府1-0で終了。

 甲府は5バックのラインが崩れなくて、後半も広島が攻めあぐねていました。
 このまま終わるのかなと期待していた84分広島。エゼキエウが股抜きしたパスに走り込んだ川村。ゴールキーパー河田の頭上を打ち抜くシュートで同点。
 この時点では広島が逆転する流れだな、と思いました。
 1-1のまま、延長戦突入。

 延長に入っても広島が攻めていて、攻めあぐねていました。
 112分甲府、山田に代わって山本英。
 その2分後、山本英がハンドでPK。うわ、ここで甲府のレジェンド42歳がか、と。
 115分、PKキッカーは満田。この満田のゴール左下隅へのキックをGK河田が止めます。うおおおお、ですよ。そのままPK戦。

 河田はPK戦、逆をつかれてばかりで止めそうにありませんでした。
 それが4本目、同点ゴールを決めた川村のキックを止めます。
 そして甲府の5人目が山本英。決まって勝利。いったい何のドラマですか。誰の筋書きかってくらいの。

 来年はACL出場か。大変ですね。山梨県に住んでいたらACLに出る上での甲府スタッフの右往左往が新聞の県内版やローカルニュース、口コミで聞こえてきたと思うんですよ。それが見聞出来ないのは残念ですね。

 繰り返しになりますが、ヴァンフォーレ甲府および甲府サポーターの皆様、おめでとうございます。

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