W杯 イングランド6-2イラン、アメリカ1-1ウェールズ

イングランド6-2イラン アジアはそんなに弱いのか

 初戦のカタールも衝撃的な弱さだったが、イランの敗戦は輪をかけて衝撃的だった。
 イランはアジアの強豪だがそのイランにしてイングランド相手におどおどと引きっ放しの試合をしなければならないのか。
 そのイランが引きっ放しなのにその守備は6点も取られるほど穴だらけなのか。
 イングランドは基本的な攻撃を繰り返して来た。楔を入れてサイドにはたいてクロスを入れてゴール前。そんな当たり前の攻撃をイランはまるで防げなかった。
 自分たちの属するアジアのサッカーに失望してしまうような結果だった。アジアはそんなに弱いのだろうか。


アメリカ1-1ウェールズ ベイル同点キック

 序盤、アメリカは前からのプレスから攻撃を繰り返した。それに対してウェールズは後手に回り、ゴール前でアメリカを迎え入れる格好となった。
 先制点はアメリカ。36分、プリシッチのスルーパスに呼応してダイアゴナルにゴール前に入って来たティモシー・ウェア(ジョージ・ウェアの息子)のシュートが決まった。綺麗な得点。
 後半に入るとウェールズがボールを持って攻め込む場面が多くなってきた。惜しいシュートもあったが、アメリカゴールキーパー、ターナーの好セーブがあったり惜しくも枠を外したり。
 このまま終わるのかなと思った80分、ウェールズのベイルがペナルティエリア内でジマーマンに倒されてPK。82分、ベイル自身のPKキックがゴール右過ぎに力強く決まって1-1の同点。
 その後、勝ちたいチーム同士の戦いはオープンな展開に。ゴール前の攻防が何度かあって足を攣る選手も出る消耗戦。しかし点は入らず1-1で終了。
 前半はアメリカが勝つんでしょ、とのんびり見ていたが、後半の展開は面白かった。これぞワールドカップ。

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