W杯 オランダ3-1アメリカ、アルゼンチン2-1オーストラリア

オランダ3-1アメリカ オランダ突き放す

 ここから決勝トーナメント1回戦となる。
 オランダは右サイドからの攻撃が見事だった。10分、ガクポが右にはたいてそこに走り込んだダンフリースがゴール前にマイナスのクロス。そこに上がってきたデパイがフリーになってシュート。先制。
 一方のアメリカは頑健で俊足の選手を揃えているが、ここでチャンスだ、という時に細かい精度を欠いた。オランダ相手だとプレーが1秒遅れるだけでゴール前に蓋をされてしまう。
 さらに前半46分、ダンフリートが右サイドからゴール前にマイナスのクロス。そこに上がってきたブリントがシュート、ゴール。1点目のリプレイのようなゴールで前半2-0。
 後半に入ってアメリカ。76分。コーナーキックのクリアボールを拾って右に展開されたボールをクリシッチがクロス。そこにライトが右足に当てるとふわりと上がったボールはファーサイドにゴールイン。1点差に詰め寄った。盛り上がるアメリカサポーター。ピッチ上の選手も動きが良くなってきた。
 しかし81分オランダ、左からブリントのクロスにドゥムフリースのシュートが決まって3-1と突き放した。途端に沈み込むアメリカサポーター。
 ピッチ上のアメリカ選手たちもここで心が折れたようだ。それほどの見せ場なく終了。好チームアメリカはここで姿を消した。



アルゼンチン2-1オーストラリア メッシだぁ~~~

 前半オーストラリアはコンパクトな4-4のブロックを築いて中のスペースを狭くしてきた。その攻略にアルゼンチンは苦しんだ。容易ならざる試合になると思っていた。
 ところが35分アルゼンチン、ペナルティエリア右からのフリーキック。メッシがゴールを狙ったキックはクリアされたが、クリアボールが右にはたかれて再びメッシ。中央に戻してマカリティがボールを前へ、オタメンディが受けるとそこに走り込んだのが、メッシだぁ~~~。左足シュートが決まってアルゼンチン先制。
 後半に入って57分、オーストラリアゴールキーパー・デパインへのバックパスに、デパウルとアルバレス二人で襲いかかったアルゼンチン、ボールを奪ってアルバレスのシュート。アルゼンチン2点目。
 このまま試合が終わるのかな、と思われた77分オーストラリア、グッドウィンの強シュートがフェルナンデスに当たってゴールイン。1点差に詰め寄った。
 しかしその後のペースもアルゼンチン。メッシのシュートあり、ラストパスありで、メッシが楽しそうだった。
 試合終了直前のオーストラリア、ゴール右からクオルがシュートを放ったがマルティネスのセーブ。試合終了。
 準々決勝1試合目はオランダ対アルゼンチンとなった。


 さて、日本の次の相手はクロアチア。ということでクロアチア国内のサッカーに詳しい人、で思い浮かべたのがカズと伊野波とミキッチ。でもカズは干されてたし、伊野波は給与未払いで帰ってきたし、ミキッチはクロアチアリーグと比べたら、Jリーグのレベルの方がはるかに高いと言っていた。どうもポジティブな話が聞けそうな気がしない。

この記事へのコメント