W杯 モロッコ０－０(PK3-0)スペイン、ポルトガル６－１スイス

モロッコ０－０(PK3-0)スペイン　踊るGKヤシン ブヌ

　スペインがライトブルーのユニフォームで、モロッコは赤。どちらがどちらか混乱した。概ねスペインがボールを持っていたが、決定機の数となると五分五分だった。
　33分モロッコ、マズラウィのシュートはゴールキーパー・シモンがセーブ。42分ブファルのクロスにアゲルドヘディングはクロスバーの上。
　後半に入ってスペイン82分、途中出場モラタ角度の無い所からのシュートはゴール前を素通り。後半アディッショナルタイムのオルモのフリーキックは誰も触らずゴール右隅へ、しかしGKセーブ。試合は0-0のまま延長戦へ。
　延長前半104分モロッコ、シェディラがシュートもGKストップ。延長後半スペイン123分、サラビア、ゴール右からのシュートはファーサイドに外れた。試合はPK戦へ。
　ここでモロッコゴールキーパー、ヤシン ブヌがゴールライン上で踊った。スペインキッカーの蹴ったボールは魅入られたようにポストへ、あるいはブヌにセーブされていく。スペインキッカー3人が全て失敗してモロッコがベスト8進出を果たした。


ポルトガル６－１スイス　ポルトガル圧倒

　戦う前は攻撃に優れたポルトガル、守備に優れたスイスという話だった。実際に始まってみたら攻撃に優れたポルトガル、守備がよろしくないスイスだった。
　Cロナウドがベンチスタート。彼がベンチにいる間にポルトガルは5点取った。ゴンサロ ラモスがハットトリック。決勝トーナメントでありながらこれだけ差が大きいと、あまり書く気がおこらない。スイスの名手ゾマーもなすすべなし。
　観客の要望（？）に応じて、74分にCロナウド登場。ゴールネットを揺らしたシュートもあって観客は盛り上がったがオフサイド。だが、彼の姿が見られたことで観客も満足したことだろう。