W杯GL オランダ2-0セネガル、サウジアラビア2-1アルゼンチン

 本日はW杯の試合が無いので、グループリーグで見ていなかった試合を見ることにした。すでに結果は知っているのだが、改めて見ると結果を導いた過程が面白い。


オランダ2-0セネガル ガクポのヘディング

 グループA第1節。
 前半序盤はオランダがセネガル各選手の動きに戸惑っているようで、セネガルの好機が多かった。しかし、次第にオランダのパスが繋がり出しセネガルを押し込む展開になっていった。前半は0-0で終了。
 後半は中盤での奪い合いが激しく、ボールがなかなかゴール前に運ばれてこなかった。引分濃厚の雰囲気でここからどうやって点が入ったのだろうと思われた。
 84分オランダ、デヨングが左サイドからクロスをゴール前に入れて来た。セネガルゴールキーパー、メンディがパンチングしようと出てきたが、その前に斜めに入り込んできたガクポがボールを掠め取るようにヘディングシュート。決まってオランダ先制。
 その後はオランダが時計を進めてセネガルを焦らせた。99分、同点にしたいセネガルが前に出て後ろが空いたところにオランダ、デパイがシュート。セーブしたボールをクラーセンが押し込んで、2点目。勝負を決めた。


サウジアラビア2-1アルゼンチン この試合は面白い

 グループC第1節。世界に驚愕を与えた番狂わせで、ハイライト映像は何度も見ている。これを90分通して見ることにした。
 前半2分、いきなりメッシのシュートで始まった。サイジアラビアゴールキーパー、アルオワイスがセーブ。攻めるアルゼンチン、守るサウジアラビアという、予想通りの展開。
 6分、アルゼンチンがクロス、サウジGKパンチング。この後、VARのチェックが入った。ペナルティエリア内でファウルがあったとして、アルゼンチンにPKが与えられた。スロー映像を見ればサウジの選手が確かに手を使ってアルゼンチン選手を倒しており、取られても仕方がないかなと思う。10分、このPKをメッシが決めてアルゼンチン先制。
 サウジアラビアはフラットなハイラインを敷いていて、その後アルゼンチンは何度もその裏を突こうとした。前半に、アルゼンチンは4度ゴールネットを揺らしたが全てオフサイド。オフサイドトラップに引っかかったというよりは、裏へ出すボールに対してアルゼンチン各選手の反応が速すぎたように思われた。前半は0-1で終了。
 後半開始早々の47分、ここでも右サイドから裏へ出ようとしたディマリアがオフサイド。
 そして48分サウジ、アルシェハリがマーカーに付かれながらも左からゴール右隅にシュート。良いゴールを決めた。
 さらに53分サウジ、アルダウサリが左サイド、切り返しからゴール右隅にシュート。素晴らしいゴールを決めた。サウジ逆転。
 ここからサウジはラインを下げた。アルゼンチンはボールを回しながらサウジゴールに襲い掛かった。しかしどうしてもゴールを割れない。アルオワイスが何度もゴール前で立ちはだかった。
 結局、長いアディッショナルタイムも得点ならずそのまま試合終了。この試合は結果を知っていても非常に面白かった。

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