W杯 クロアチア1-1(PK4-2)ブラジル、アルゼンチン2-2(PK4-3)オランダ

クロアチア1-1(PK4-2)ブラジル またしてもクロアチアPK戦勝利

 ここから準々決勝。
 日本と120分戦ったクロアチアだが前半は元気で、モドリッチを中心とした攻撃がブラジルゴールを脅かしていた。しかし、後半に入ったあたりからブラジルが次第に押し込むようになり、決定機もブラジルに何度かあっていつブラジルが点を取るのかという流れになった。その流れをクロアチアゴールキーパー、ご存知リバコビッチがなんとかせき止めていた。
 延長に入ってブラジルの圧迫は続いていたが、ついに延長前半アディッショナルタイム106分。ネイマールがワンツーの後、狭いエリアに入り込んでGKリバコビッチもかわし、クロアチア・ソサが飛び込むが、その上のゴールネット天井にゴール。
 これで決まったかと思ったが延長後半117分クロアチア、ブラシッチから左サイドのオルシッチへ、アルシッチ中央へクロス、ペトコビッチがシュート。これがブラジル、マルキーニョスの膝に当たってブラジルGKアリソンが逆を突かれてゴール左隅に決まった。同点。クロアチアはまたしてもPK戦に。
 このPK戦でブラジル一人目のロドリゴのキックをリバコビッチが止め、四人目のマルキ-ニョスは左ポストに嫌われたのに対してクロアチアは4人全員が決めた。日本戦に続いてまたしてもクロアチアは1-1後にPK戦勝利。驚異の粘り強さで準決勝に進出した。


アルゼンチン2-2(PK4-3)オランダ オランダ劇的に追いつくも

 2試合続けてPK戦は勘弁してほしかったのだが、視聴者の都合などプレーヤーは知ったことではない。
 まず35分、メッシの絶妙なスルーパスに裏へ飛び出したモリーナが決めてアルゼンチン先制。さらに73分、アクーニャが倒されて得たPKをメッシが決めて2点目。
 それまでオランダは攻撃らしい攻撃がほとんど出来ておらず、アルゼンチン圧勝と思われた。ところがABEMAの放送時間が3時間以上もあって何を流していたのかと不思議だった。
 ここからオランダの反撃が始まるのだ。81分、ベルハイスのクロスにベグホルストのヘディングで1点差。オランダは背の高い選手をめがけてボールを入れて来た。一方のアルゼンチンは次第にプレーが荒くなって警告だの揉み合いだのが起きていった。
 試合終了間際の111分オランダフリーキック。コープマイネルスのキックは空中ではなく地面を這い、ベグホルストが受け止めた。そのベグホルストのゴールが決まってなんと同点。両軍揉み合い。
 延長前半は静かに過ぎた。延長後半になって112分アルゼンチン、ディマリア登場。ここからアルゼンチンの攻勢が強まり連続コーナーキックなどがあったのだが決まらず、フェルナンデスのシュートもポストでPK戦に。
 PK戦はアルゼンチンゴールキーパー、マルティネスがオランダの一人目二人目をセーブ。一方蹴る方はアルゼンチン4人目が外したもののそれ以外は決まって4-3でアルゼンチン勝利。
 ようやく終わった。なげぇよ。

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