W杯 アルゼンチン3-0クロアチア、 GL ポルトガル2-0ウルグアイ

アルゼンチン3-0クロアチア メッシ決勝へ

 いよいよ準決勝。アルゼンチン対クロアチアは思わぬ大差になった。
 アルゼンチンは32分、アルバレスがフェルナンデスのロングパスで裏へと飛び出し、たまらずゴールキーパー・リバコビッチがアルバレスを倒してしまった。このPKを34分メッシがゴール右上に決めた。
 その後クロアチアは前に出ようとしたが39分アルゼンチンのカウンター。アルバレスは右にも左にも味方がいたが突進してそのままゴール。クロアチアはもちろんメッシを警戒していたに違いないが、その警戒の脇からアルバレスが現れて水が漏れた格好だ。
 後半に入り、クロアチアは長いボールを入れるなどして反撃した。しかし、ここでメッシ。69分右からドリブルで侵入。日本戦でもお馴染みクロアチア20番グヴァルディオルを翻弄し、ゴールライン際からゴール前にパスを出してアルバレスのシュート。決定的な3点目が決まった。
 その後クロアチアは81分疲弊したモドリッチを交代させた。懸命な反撃が得点に繋がることはなく、そのまま試合終了。メッシのアルゼンチンが決勝に進出した。


ポルトガル2-0ウルグアイ 2点目が痛かったウルグアイ

 準決勝からは一日一試合の放送となるので、グループリーグで見ていない試合を一試合視聴することにした。
 ウルグアイはスアレスではなくカバーニが先発した。前半のポルトガルはスペインばりのポゼッションを見せてウルグアイをゴール前に長い時間張り付けた。3分、カルバーリョのボレーシュートを皮切りに多彩な攻撃。ウルグアイはしかし時折鋭いカウンターを見せた。32分ベンタンクールがゴールキーパーと一対一になったが、ジオゴコスタがセーブ。前半は0-0で終了。
 後半開始後もポルトガルが攻勢。そして54分、ブルーノフェルナンデスが左サイドから浮いたボールをゴール前に上げ、そこにCロナウドがすっ飛んできた。ウルグアイGK、ロシェはこの動きに幻惑され、Cロナウドが触らずボールはそのまま右サイドにゴールイン。ポルトガル先制。
 ウルグアイは反撃。72分カバーニに代えてスアレス。75分ゴメスのシュートはポスト。78分、フリーキックからスアレスのシュートは左サイドネット。
 そして89分ポルトガル、ベルナルドシウバがペナルティエリア内へパス、ヒメネスが倒れながら防ごうとしたのだが、その時手にボールが当たって方向が変わっており、VAR-PK。93分ブルーノフェルナンデスがこのPKを決めて2点目。その後に試合終了。
 後で考えてみればウルグアイにはこの2失点目が痛かった。これがなければグループリーグ終了時、韓国を得失点差で上回っていたのである。

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