岡山学芸館3-3(PK4-1)神村学園、東山1-1(PK4-2)大津

岡山学芸館3-3(PK4-1)神村学園 点の取り合いはPK戦へ

 二回戦以降ご無沙汰だったがミヤギテレビは準決勝でようやく放映してくれた。

 岡山学芸館は左ウィングからの攻撃が有効。神村学園は評判通り大迫の技術と福田の決定力が光っていた。
 6分岡山、ゴールキーパーからのフィードのクリアボールを跳ね返した後に田邉が左にはたき、フリーの岡本が中央へパス、田口がトラップ後にシュート。先制1-0。
 38分神村、金城のシュート、GK平塚が止めてこぼれたところに詰めた福田がゴール。1-1。
 59分神村、大迫の直接フリーキック。壁に当たってコースが変わりゴール左に吸い込まれた。1-2。
 62分岡山、左サイドから山田が囲まれながらゴール前へ。受けた今井が反転してシュート。2-2。
 69分神村、右コーナーキックから中江がマークを受けながらもヘディングシュートを叩き込んだ。3-2。
 73分岡山、カウンターから田口のスルーパス、今井が右へ、そこへ走り込んだ岡本が左足シュート。3-3。
 点の取り合いはPK戦へ。神村学園は2人目がポストに嫌われ、3人目が平塚にセーブされたのに対し、岡山学芸館は4人全員が決めて決勝戦に勝ち上がった。


東山1-1(PK4-2)大津 こちらもPK戦で決着

 聖和学園を4-0で破った東山が準決勝進出。一方の大津は191cmの大型FW小林が話題だ。試合は激しいボールの奪い合いとなった。
 先制は39分大津、左サイドから小林のクロス、ボランチの井伊が右足で合わせてゴール。美しい得点だった。
 一方の東山は先制されても大津の小林にボールが出ないよう、うまく守っていた。後半に入って63分東山、右コーナーキック。大津ディフェンスが跳ね返したボールを受けたのが松橋。右足でボールを落ち着けると密集するディフェンスの間を掻い潜る右足シュート。決まって同点。
 どちらも譲らずこちらもPK戦へ。
 東山のゴールキーパー佐藤が2人目と4人目をセーブしたのに対し、東山は4人全員が成功した。決勝に進むのは東山。

 決勝戦、岡山学芸館対東山は二日後、1月9日。

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