岡山学芸館3-1東山 岡山学芸館初優勝

 高校選手権決勝。どちらも勝てば初優勝。県勢としても岡山なら初優勝。京都なら55大会ぶりになるとのこと。

 前半、東山のほうが攻めていた。しかし岡山学芸館はゴール前でしぶとく、相手に有効なシュートを打たせなかった。
 先制は岡山学芸館。25分、田口から右サイドの今井にスルーパス。この時東山の左サイドバックは前に出ていて今井がフリーで裏を取った。得点はこうした一瞬の隙を突けるか否かで決まる。今井はドリブルでペナルティエリア内に侵入。東山ゴールキーパー佐藤がたまらず出て来たところで左へクロス。カットしようとした新谷が足に当ててオウンゴール。
 点を取り返したい東山は44分。北村が左サイドからバイタルエリアにボールを戻したところに入り込んだ真田がミドルシュート。クロスバーを叩きながらゴールイン。前半は1-1で終了。

 後半に入って52分。左サイドを田口と中尾で攻略。中尾のどんぴしゃりクロスに木村ヘッド。美しく決まって勝ち越し。
 前半は東山が攻撃している時間が長かったが、後半は岡山学芸館が優勢だった。さらに85分、福井のロングスロー。ボールがファーサイドにこぼれて来たところにいたのがまたしても木村。右足ボレーシュートで叩き込み3-1。試合を決めた。

 岡山学芸館が初優勝。決して評判のタレントが喧伝されていたわけではなかったが、しぶとい守備から相手のストロングポイントを封じて栄冠に辿り着いた。優勝おめでとう。

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