日テレ３－１新潟、I神戸２－１埼玉

　皇后杯準決勝。

日テレ３－１新潟　日テレ快勝

　試合は日テレが圧倒して始まった。まず3分、宮川からパスを受けた藤野がドリブルで抜け出してシュート。決まってあれよという間に先制。続いて12分、左サイド宇津木のロングフィードを中央で受けた植木が右足でゴール左に強シュート。これも決まって2-0。
　新潟は守ってカウンターを狙うのだが、途中でボールを奪われ日テレにショートカウンターを浴びることが多かった。前半のシュート数は日テレ6に新潟1。いったい日テレが何点取るのやらと思ったのだが前半は2点だけですんだ。
　後半に入ると新潟は複数人で日テレを追い込むようになり、ペースを手繰り寄せた。51分新潟、道上から山谷へパスが送られ抜け出しそうになったところで宮川がボールを外へ出そうとしたら、ボールは絶妙なループ、ゴールイン。オウンゴールで2-1。
　1点差となったが、徐々に新潟の足が止まり、日テレがペースを取り戻した。66分、北村のクロス、右ポスト付近にいた植木が地面に叩きつけたヘディングシュート。試合を決定づけるシュートが決まって3-1。その後も危なげなく逃げ切った。
　終わってみれば日テレ快勝。


I神戸２－１埼玉　I神戸逃げ切る

　試合はおおむねI神戸が押し込み埼玉のカウンター、という図式。
　先制点はI神戸32分。土光のフィードに愛川が落として高瀬がループシュート。綺麗に決まった。高瀬健在。
　その後もI神戸が押していたが、39分埼玉、左サイドから西川がフィード、吉田が抜け出し、ゴールキーパー山下が慌てて飛び出すもこれをかわし、落ち着いて流し込んだ。1-1同点で前半終了。
　後半に入ってもI神戸が攻めた。62分、伊藤のシュートが埼玉ディフェンダー瀬戸口に当たり成宮の前に。成宮のシュートが決まってI神戸2点目。
　ここから必死になって埼玉が攻めた。しかし守るI神戸が崩れない。ディフェンダーに寄せられて埼玉のシュートは枠外が続いた。アディッショナルタイムも過ぎて試合終了。I神戸が逃げ切った。
　決勝は日テレ対I神戸。1月28日（土）。場所はヨドコウ桜スタジアム。