横浜M5-0横浜C 前半のスコアレスから激変

 これまで両チームはJ1で6試合戦い、横浜Mから見て3勝1分2敗という。両者の資金力を見れば横浜Cが健闘しているのではないだろうか。
 さてJリーグは6試合を終えた。横浜Mはここまで3勝1分2敗の6位。横浜Cは0勝2分4敗の17位。昨年優勝の横浜Mは出遅れた思いだろうが、いまだ勝ち星のない横浜Cはそれどころではなくすでに残留争いの様相である。

 試合は6分、山根のシュートがゴールネットを揺らしたかに見えたがVARオフサイド。
 その後はむしろ横浜Cのほうが好調だった。小川航が何度か好機からシュートを放っていた。これでなぜ今まで勝利が無かったのかというくらいだった。やはり横浜ダービーともなると期するところがあったのだろうか。

 さて、後半一変して横浜Mが5得点。
 こうした試合は上位側対下位側の試合でよくある。下位側が前半は張り切って走り上位側を追い回し好機も作る。しかし、後半になると対策を打たれるガス欠を起こすで攻撃は出来ない守備が決壊となる。よっぽどフィジカルを鍛えているのでなければ、前半のプレーを90分間続けられないのである。
 後半の横浜Cは見ていて可哀想なくらいのサンドバックぶりであった。

 こうした時の下位側は前半から無理に走らないで引いて守れば良いのではと毎度思うのである。そうでなければ、90分相手を上回って走れるようなフィジカルトレーニングをキャンプでしてから、こうした正面から打ち合うサッカーに取り組むべきだろうと。
 残留争いをするには、それに相応しい戦い方があるだろうと思うのである。

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