仙台1-0大分(生観戦) ベガルタ10人相手に逃げ切る

 自分にとってはほぼ一ヵ月ぶりのユアスタ。この間に季節は進んで暑いくらいの晴天。観客はもう少し入って欲しいものだ、の10,840人。
 ベガルタ仙台は3勝4分4敗の14位。昇格より降格の心配が近い順位。相手は2位大分。両チームとも前節は敗戦。立て直したい気持ちは共通。

 大分
GK: 高木、DF: 香川・安藤・ペレイラ、MF: 中川・弓場・野村・茂・高畑・保田、FW: 伊佐

 知ってる人では、町田と長沢がベンチスタート。

 仙台
GK: 林、DF: 小出・若狭・菅田・テヒョン、MF: エヴェルトン・鎌田・郷家・相良、FW: 山田・氣田

 一ヵ月前の金沢戦
スタメンから、内田・真瀬・松下・中島がout、若狭・テヒョン・エヴェルトン・鎌田がin。松下はベンチスタート。

 試合開始。

 ベガルタが一ヵ月前とは全然違っていると、まず、そう思った。
 ボールを受けてから出すまでに迷いが無い。ボールは簡単にワンタッチツータッチで繋がる。大分は前からプレスをかけてくるが、仙台はボールを奪ったのち相手ゴール前までスムースに進めている。金沢戦でのスローモーションを見ていただけに大した進歩だ。
 15分仙台、左コーナーキック鎌田。クリア後、小出が左斜め前にパス、相良がワンタッチミドルシュート一閃。決まって仙台先制。

 失点した大分はポゼッションを高めて押し込んできた。しかし回されているだけなら怖くはない。
 34分、郷家が倒れた。スライディングで足払いをかけた大分・香川に一発レッド。大分は10人になってしまった。
 大分の攻撃は当然鈍くなり、そのまま前半終了。

 後半も仙台優位で展開。
 67分、相良が倒れて担架で運ばれた。68分、郷家・相良に代えて加藤・梁。梁が出てきて盛り上がるベガルタサポーター。
 ベガルタは何度か決定機があったが決定的な2点目を奪うには至らない。一方、ベガルタゴール前では何度か肝を冷やす場面があったのだが、大分の攻撃もフィニッシュの精度がない。
 そのまま試合終了。

 ベガルタ仙台に進歩が見られたことにまず満足した。先制後10人相手に点が取れなかったことは反省点だが、相手にボールを渡しても決定機を数度に留めたことだしポジティブに捉えていいだろう。
 ここから上げてこれるんじゃないかな、と先が楽しみになってきた一戦だった。

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