皇后杯準決勝 I神戸3-2EL埼玉、浦和L3-3(PK4-2)広島R

 どちらも延長戦にもつれ込んで、日の高い時から見ていたのに二試合終わったら外が暗くなっていた。タルコフスキー二本立てでも観たような気分であった。


I神戸3-2AS埼玉 あんなんが入るのか、って狙ってたのか

 I神戸が優位に試合を進めていたが、AS埼玉がしぶとく守って離されずについていった。
 39分I神戸、ダイアゴナルパスに抜け出した田中美が金平に倒されてPK。これを田中美自身が決めて1-0。
 後半に入って52分AS埼玉、佐久間のロングフィードを祐村が後ろ足で器用に落としてキャプテン吉田がシュート。1-1同点。
 61分I神戸、北川が左からクロス、愛川が体に当てて、田中美が拾って、守屋がシュート。ディフェンダーに当たってゴールイン、2-1。
 83分AS埼玉、松久保が右からクロス、吉田がスルー、祐村がシュート、右ポストに当たってI神戸ゴールキーパー山下に当たってゴールイン。2-2。
 延長後半そろそろPK戦かと思われた120分I神戸、左から北川がゴール前に放り込んだ。これに両軍競るが誰にも触らずゴールイン。3-2。あんなんが入るのかと驚いたが、北川は狙って蹴ったとのこと。さらに驚く。
 I神戸がどうにか振り切って勝利。決勝進出。


浦和L3-3(PK4-2)広島R 怪我人続出の浦和Lが土壇場追いついてPK戦勝利

 前半は浦和Lが優位も、24分安藤、54分猶本怪我交代で流れは後半広島Rに。
 19分浦和L、左からのコーナーキック、高橋のヘディングシュートが安藤の足をかすめてゴール。1-0。
 42分浦和L、猶本が左45°からミドルシュートゴール右上隅。2-0。
 45+3分広島R、中嶋の左斜め後ろからのパスに立花がGK池田の股間を抜くシュート。2-1。
 60分広島R、中嶋左サイドからドリブルしクロス、立花ヘディングで折り返し、瀧澤ヘディングシュートがゴールに吸い込まれた2-2。
 延長前半開始直後の91分広島R、ゴール前混戦から中嶋が押し込んで2-3。広島R勝ち越し。
 これで終わるかと思った112分浦和L、遠藤優ドリブルからのクロス、清家が合わせて同点3-3。PK戦へ。
 PK戦では浦和LのGK池田が2本止めて4-2。やっと、やっと終わった。

 決勝はI神戸対浦和L。1月27日。

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