東京V1-2横浜M J開幕試合再び

 1993年J開幕試合と同カードが国立競技場で行われた。入場者数は53,026人。昨年のJ2リーグ東京V主催試合における平均観客数が7981.7人ということなので6.6倍。大変な数だ。
 放送はBS東急松竹。解説に北澤を迎えて東京V応援番組だった。なんであれ、Jリーグをテレビで見る機会が増えるのは喜ばしい。

 試合は後半途中まで東京Vのペースだった。試合開始直後の3分、右サイドから攻める東京Vに対して横浜Mゴールキーパー、ポープがペナルティエリア外に飛び出してハンドの反則(らしい)。7分、ゴール右45°からのフリーキック、山田楓が左足でゴール右上隅に直接決めた。東京V先制。
 その後も東京Vは積極的なプレスでボールを奪い、何度も横浜Mゴールに迫った。一方で横浜Mの攻撃は単発的で東京Vの守備もしっかりしており、横浜Mはボールを持ってもパスを回すだけ状態に陥った。
 後半も東京Vペースの時間が長く、80分くらいまでは東京Vが勝つのだろうと思っていた。

 80分過ぎくらいから、横浜Mがボールを持って攻める場面が増えてきた。
 87分、河村がハンド。PK。89分、アンデルソンロペスがPKを決めて同点。
 アディッショナルタイムに入って93分、松原が右から左足でゴール左に美しいシュートを決めてそのまま試合終了。

 スコアは1993年J開幕試合と同じく1-2。同じく横浜Mの逆転勝ち。当時、東京Vが攻めて攻めてなぜか終わっていたら横浜Mが勝っていたという試合が何度かあった。この日もまた、くしくもそのような展開であった。

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