神戸0-1柏 柏、一瞬のサイド攻撃が決まる

 昨年優勝の神戸と残留争いから辛くも残った柏。ちなみに昨年このカードは二試合とも1-1の引き分けだった。
 神戸・武藤はベンチスタート。

 序盤から当たりが激しい。神戸は大迫、柏は細谷が大エースなのだが、どちらも警戒されてシュートが打てるボールがなかなか出てこない。
 前半のシュート数は柏のほうが多い。しかし、ゴール前の恐さは神戸のほうが上だろうか。
 32分神戸、汰木が痛んでパトリッキに交代。前半は0-0で終了。

 51分神戸、痛んだ佐々木に代えて武藤。
 後半に入ると神戸がボールを持つ場面が増えて来た。武藤が入るとやはり違う。彼はいい場所に、決定的な場面を作り出す場所にいるのだ。
 67分柏、土屋・木下・島村を投入。流れを引き寄せるためのてこ入れか。実際、その後柏が攻撃する場面が増えてきた。

 そして得点は83分の柏。左サイドから右サイドへフィード。細谷とトゥーレルが競ったが、細谷が倒れながら前方へボールを送った。島村が走り込んで右サイドを走り、ペナルティエリア右の木下にパス。木下はノールックワンタッチで右足シュート。これをゴールキーパー前川が触ったものの、ゴール右下ぎりぎりにゴールイン。木下レイソル加入後初ゴール。
 その後神戸怒涛の攻撃。武藤や酒井高がクロスクロス。宮代、パトリッキ、大迫がシュートを放つが不発。そのまま試合終了。

 昨年苦しんだ柏が昨年優勝チームをアウェーで下した。今年の柏は勝負強いのかもしれない。いや、それは細谷がいつまで柏にいるかによるだろうか。

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