仙台１－２愛媛（生観戦） あっさり逆転負け

　今年最初の観戦である。天候は曇り。若干薄ら寒い。試合途中で雨が降り始めたのだが、気になるほど強い雨ではなかった。今シーズン最初のナイターだからか、選手入場前に照明を消す演出。入場者数は7,841人。平日ならそんな所だろう。私の席はゴール裏南ホーム。バックスタンドアウェー側の角近く。

　仙台
GK: 林、DF: 髙田・菅田・知念・石尾、MF: 松井・松下・郷家・鎌田、FW: 中島・エロン

　前節横浜C戦より中三日。前節から5人、知念、松井、松下、鎌田、エロンを入れ替え。

　愛媛
GK: 辻、DF: 尾崎・森下・小川・前野、MF: 深澤・谷本・パク・菊池・茂木、FW: ダンカン

　こちらは4名前節より変更。茂木は元仙台。

　試合開始。

　序盤は仙台が攻勢に出た。髙田や松井のシュートがあった。しかし愛媛ゴールキーパーの辻がセーブ。辻はポジショニングとシュートへの反応に優れ、良いGKだなと感じた。
　仙台のFWエロンは初めて見た。背後のディフェンダーに体を寄りかかるらせるのが好きで、ディフェンダーがいなくなった時に尻もちをついていた。あまり得点しそうな気がしなかった。
　次第に流れが愛媛に行ってしまったかなと思っていた40分。髙田の右クロスから中島のヘディングシュート。これがゴール右下隅に決まって仙台先制。
　その後、仙台は愛媛の猛攻を受けた。ダンカンのシュートはわずかに枠外。ダンカンは意欲に満ちていたのは感じられたが、テクニックが今一つ。前半は1-0で終了。

　ハーフタイム後愛媛、パク・ダンカンに代えて久保田・松田。
　後半に入って愛媛がボールを持って攻める時間が長くなった。59分仙台、松下・鎌田に代えて長澤・オナイウ。しかし流れを変えるには至らなかった。65分愛媛、菊池に代えて石浦。
　67分愛媛、窪田の右からのクロスに谷本のゴール。同点。
　79分愛媛、窪田の左からのクロスに石浦のゴール。逆転。
　その後仙台はパワープレーに出たが、へなへなヘディングシュートがあっさり辻にキャッチされるなどして決まらず。1-2の敗戦で終了。

　簡単にクロスから決められるのも問題だが、前半終了近くから仙台がボールを持って攻められない展開が長く続いたのも問題。そんなに横浜C戦で疲れていたのだろうか、あるいは代えた先発選手のレベルが低いのだろうか。
　初観戦が今季ベガルタ初敗戦と、なかなか気分のよろしくない一夜だった。