東京V2-2F東京 劇的なドローについて
J1での東京ダービーは16年振りとのこと。16年前は2008年。そう言えば解説の福西氏は2007年F東京、2008年東京Vに在籍していた。現東京V監督の城福氏がF東京の監督をしていたのは2008~2010年と2016年。この日73分から途中出場した長友がイタリアに行く前にF東京にいたのは2007年から2010年の途中まで。だから福西も長友も城福監督の薫陶を受けているし、2008年の東京ダービーでは福西と長友が対戦している。
2008年は北京オリンピックの年。秋葉原通り魔事件が同じ2008年。リーマンショックの年でもある。
あれからそんなに経ったのか、あるいはそんなに経ってもいないのか。
26分東京V、染野が股抜きパスを見木に通し、その見木がF東京安斎に倒されてPK。28分そのPKを見木が決めて東京V先制。
33分東京V、宮原がボールを奪って右サイドから素早くクロス。染野がボレーシュートを決めて東京V2-0。
43分F東京、安斎が見木の足を踏んでしまい警告二枚目で退場。F東京は10人に。
68分F東京、右サイドでボールを奪った白井が右サイドを疾駆。クロスに遠藤渓が合わせて2-1。
そして94分F東京、遠藤渓がバイタルエリアから左足を一閃。ゴール左下隅に決めて2-2。劇的なドロー。
試合後、染野は負けたような顔つきだった。遠藤渓は落ち着いた声をしていた。
一般的な感想としては、2-0で勝っていた東京Vが11-10の数的優位に立ちながらなぜ追いつかれたのか、というところだろう。東京Vは試合終盤に劇的な展開になることが多く、劇的な得点もあるが劇的な失点のほうが多い。
東京Vは精神的に入れ込んで試合に入っているのかもしれない。それで後半アディッショナルタイムになってあと何分という時になると、入れ込んだ分だけ集中が切れるのかもしれない。
ただ物事は逆に考えることも出来る。10人対11人の不利な状況で2点取れるF東京が、なぜ11対11の前半に2失点してしまうのかと。
どちらにしてもこの劇的なドローゲームは理屈に合わない。理屈に合わないことが起きることがサッカーの魅力であり、ダービーの魅力あるいは魔力なのだろう。
2008年は北京オリンピックの年。秋葉原通り魔事件が同じ2008年。リーマンショックの年でもある。
あれからそんなに経ったのか、あるいはそんなに経ってもいないのか。
26分東京V、染野が股抜きパスを見木に通し、その見木がF東京安斎に倒されてPK。28分そのPKを見木が決めて東京V先制。
33分東京V、宮原がボールを奪って右サイドから素早くクロス。染野がボレーシュートを決めて東京V2-0。
43分F東京、安斎が見木の足を踏んでしまい警告二枚目で退場。F東京は10人に。
68分F東京、右サイドでボールを奪った白井が右サイドを疾駆。クロスに遠藤渓が合わせて2-1。
そして94分F東京、遠藤渓がバイタルエリアから左足を一閃。ゴール左下隅に決めて2-2。劇的なドロー。
試合後、染野は負けたような顔つきだった。遠藤渓は落ち着いた声をしていた。
一般的な感想としては、2-0で勝っていた東京Vが11-10の数的優位に立ちながらなぜ追いつかれたのか、というところだろう。東京Vは試合終盤に劇的な展開になることが多く、劇的な得点もあるが劇的な失点のほうが多い。
東京Vは精神的に入れ込んで試合に入っているのかもしれない。それで後半アディッショナルタイムになってあと何分という時になると、入れ込んだ分だけ集中が切れるのかもしれない。
ただ物事は逆に考えることも出来る。10人対11人の不利な状況で2点取れるF東京が、なぜ11対11の前半に2失点してしまうのかと。
どちらにしてもこの劇的なドローゲームは理屈に合わない。理屈に合わないことが起きることがサッカーの魅力であり、ダービーの魅力あるいは魔力なのだろう。
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