磐田2-0町田 磐田が首位町田に勝利

 J1昇格チーム同士の対決。磐田は勝ち点10の14位。町田は勝ち点19の首位。磐田は鈴木海、町田は平河・藤尾がU-23アジア杯出場のため不在。
 J1得点ランキングで磐田のジャーメイン良が9得点で1位。彼は2018年ベガルタ仙台に流経大から入団した。そろそろ点が取れそうになってきたかな、と思った2021年に横浜Cに移籍。その一年後、磐田に移籍。昨年はJ2でリーグ9得点。今年J1に昇格した磐田でさらにブレイク。もう29歳だから遅咲きの部類だろう。

 前半は町田が優位だった。磐田のシュート2本、町田は8本。磐田がボールを運ぶのに苦労していたのに対し、町田は長短取り交ぜたパスが前線に出てきて、磐田ゴールが何度も脅かされた。34分望月のシュートはポストに嫌われた。
 磐田はディフェンスの奮闘でどうにか前半を0で抑えた。前半はスコアレス。

 後半開始直後にスコアが動いた。磐田のゴールキーパー川島がフィード。返ってきたボールを左サイドバック松原が前へパス。ジャーメインが前進しながら前のスペースへ。走り込んだ松本がシュート。これはGKセーブもそこにやってきたのが再び松原。シュートをファーサイドに放り込んだ。磐田先制。
 その後、町田は当然攻めかかった。しかしゴール前を固めた磐田を攻めあぐねた。
 逆に66分磐田、コーナーキックからグラッサのヘディングシュートが町田の昌子にブロックされた。VARによりこれがハンドとされ、PK。70分、ジャーメインがこれを決めて磐田2点目。ジャーメイン今シーズン10点目。
 その後さらに町田が攻めかかるも、ジャーメインまで守りに入りスペースを消した磐田から得点出来ない。41歳川島のスーパーセーブもあり、町田のシュート21本は全て空砲となって試合終了。

 かくて磐田勝利。町田は首位陥落。順位上位側が前半圧倒とはいえ、そう簡単に終わらないのがサッカー。そう再認識した磐田の好ゲームであった。

この記事へのコメント