日本5-0シリア 当たり前のように圧勝

 W杯2次予選最終戦。日本はすでにグループ首位確定。一方、シリアは2位ながら3位の北朝鮮と勝ち点1差しかない。北朝鮮の最終戦はミャンマー相手なので北朝鮮が勝つ可能性が高く、つまりシリアは日本相手に刀刈れば3次予選に進めない可能性が高い。という状況。
 つまり、3バックテストの続きでもするかなという気楽な日本と、3次予選に進むため必死に戦うシリアという構図だった。
 それで結果はというと、日本が当たり前のように圧勝。北朝鮮はミャンマーに勝利し2位で3次予選進出。敗れたシリアは3位となってここで敗退が決定した。

 このシリア戦、日本は盤石の戦いだったかというと、守備では不安な場面もあった。サッカーだから相手にボールを持たれることもあるわけだが、裏を取られて危なそうになる時が何度かあった。また、前半の3バックよりも後半の4バックのほうが若干不安定だったように感じた。
 攻撃では、後半堂安のシュートがセーブされている場面が多かった。崩せる所で無理にシュートを打っていたように思われた。
 個人的には62分途中出場の相馬が印象に残った。とにかく必死にプレーしていた。PKをとって自身がPKを決めて結果を残したし、三苫が戻ってきても代表から簡単に外されることはないだろう。
 それから後半ほとんど消えていた南野が唐突に点を取ったのには驚いた。

 これで2次予選は終了。3次予選がどうなるかという話もあるが、代表の話題はしばらくオリンピックが中心になるだろう。欧州組はここでいったんシーズン終了。お疲れさまでした。

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