浦和2-2鹿島 優磨優磨武田武田

 前に見ていた山形-仙台戦が押したために、浦和-鹿島戦を見始めた時にはすでに6分が過ぎていた。
 鹿島が先制していた。3分カウンターから師岡のシュート。それは西川がセーブしたが、左サイドに走り込んでいた優磨がゴール左下に押し込んでいた。
 前半の鹿島は優磨が目立っていた。時にサイドに流れてフィードし、トップ下の位置からスルーパスを出し、クロスを入れ、最前線に現れてシュートを放つ。ストライカーだった筈なのだが、小笠原が乗り移ったようなプレーだった。
 42分には安西の左からのパスに中央からシュート。決めて2本目。前半アディッショナルタイムにも優磨にはあわやの場面があった。対する浦和は前半ほとんど良い所がなく、サポーターからブーイングを浴びていた。

 ハーフタイム後、浦和は大久保に代えて大畑。後半はいくらか持ち直して来た。しかし中央を固める鹿島を攻めあぐねていた。
 一方の鹿島は次第に優磨が動けなくなっていった。それと共に攻め手を失くしていった。
 76分浦和、岩尾に代えて武田。武田はまず左サイドハーフに位置していたが、しばしば中へと入り込んだ。
 77分浦和、伊藤が右サイドに入り込んだ。武田は中央から前進。伊東からマイナスのパスが送られた。武田のシュートが決まった。

 88分、動けなくなった優磨に代えて藤井。
 アディッショナルタイムの92分。左サイドで浦和がフリーキックを得た。蹴るのは武田。ゴールまでは遠く誰かに合わせて来るのかと思われた。鹿島ゴールキーパーの早川が少し前に出ていた。
 武田の蹴ったボールはゴール左下に向かった。早川が伸ばす手の先にゴールイン。同点。
 その後も鹿島にはチャンスがあったが、渡邊のシュートは枠外。2-2で試合終了。

 得点経過からして鹿島にしては悔しい、浦和にしては勝ち点1を拾ったゲームであろう。それにしても優磨と武田。二人のプレーヤーには驚かされた。

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