名古屋0-1浦和 点差以上に浦和のゲーム

 名古屋も浦和も中位にいて、さてどちらが強いのかと思ったが点差以上に浦和のゲームだった。
 名古屋が奪って速い攻撃、浦和がポゼッションを指向しているらしい。しかし名古屋がボールを奪う場面がなかなか無く、浦和の攻撃ばかりが目についた。

 前半7分、ソルバッケンとリンセンのワンツーからソルバッケンが抜け出してクロス。それを名古屋のハチャンレが足を出してクリアしようとしたが、そのボールがちょうど渡邊凌への良いパスになった。渡邊凌のシュートが決まって浦和先制。
 その後も浦和優勢で試合が進んだが、追加点が奪えずに後半へ。

 後半に入り51分浦和、セットプレーからのヘディングシュートが決まったかに見えたがオフサイド。
 57分、手を肩にかけて倒して(倒れて?)警告を受けた内田。これが2枚目で退場。このプレー云々より、名古屋は前半からファウルで止めざるを得ない場面が多かった。それならこんなこともあるだろう。
 その後も浦和に好機はあったが、名古屋ゴールキーパー・ランゲラックが奮闘してそれ以上の失点を許さなかった。
 71分名古屋、三國に代えてパトリック。前線放り込みを選択。
 84分名古屋、右サイドから攻めてこぼれ球に稲垣ミドルシュート。しかし右サイドネット。名古屋の攻撃ではここが一番惜しかった。
 その後は浦和が時間を経過させて試合終了。

 2点目が取れない浦和も決して調子が良いとは思わないのだが、それだけに名古屋の絶不調ぶりが深刻に感じられた。長谷川健太監督の首が心配になってきた一戦である。

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