日本女子4-0ガーナ女子 前半苦しむも予想通りの圧勝

「MS&ADカップ2024 ~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~ 」である。石川県、金沢ゴーゴーカレースタジアムで行われた。
 パリオリンピックへ出国前、最後の試合となった。ガーナはオリンピック出場ならず、FIFAランキングは65位(日本は7位)。圧勝してオリンピックへ向けて弾みをつけたいところだ。

 このガーナ相手に日本は前半苦しんだ。
 相手の体が強く、一対一でなかなかボールを取れない。ガーナゴールキーパーのコンランは長身でありながらシュートへの反応が良く、まさにゴール前で立ちはだかっていた。
 23分、右サイドから裏へ抜け出そうとした藤野を、ガーナディフェンダーのホアキエが腕で倒して一発退場。相手は十人になった。
 一対一でのボール奪取に苦労していた日本だが、ガーナ選手のトラップやパスの精度が低い。数的優位に立ったこともあり、日本がほとんど攻撃していた。しかし得点には至らず。前半は0-0で終了。

 後半開始時日本、宮澤に代えて浜野。
 51分、浜野のパスを受けた田中が左サイドから先制ゴール。一旦はオフサイドとされたがVARにより結果が覆りゴールが認められた。
 その後はゴールラッシュ。65分、右コーナーキックからニアサイド、田中がボールをヘディングで後方に送り、ファーサイドに浜野が走り込んで2点目。

 65分、清水・山下に代えて平尾・清家。
 67分、バイタルエリアやや左でフリーキックを得た。ガーナの壁は左に寄っていて、ガーナGKは右に寄っていた。これ、壁越えして落とせばゴールになるなあ、と思っていたら、藤野のフリーキックがまさに壁越えから落としてきてゴールイン。これで3点目。
 74分、熊谷・田中に代えて古賀・植木。
 80分、藤野のフリーキックに植木がヘディングで合わせてゴール。これで4点目。北川が右ひざを負傷。そのまま試合終了。

 ガーナが10人になってしまったのは残念だったが、起きてしまったものは致し方ない。その分圧勝で、会場に来られた方は楽しかったのではないか。オリンピック初戦のスペイン戦は7/26(金)である。

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