オリ男子 スペイン2-1ウズベキスタン、日本5-0パラグアイ

 しばらく出かけていたので、ようやくオリンピックサッカーを見始めたところである。


スペイン2-1ウズベキスタン 熱戦の勘所

 スペインはオリンピック優勝が一度。前回東京大会では銀メダル。一方、アジア2位のウズベキスタンは初めてのオリンピック出場。いろいろと対照的。
 スペインの先制点は29分。左サイドからのフリーキック。ニアサイドでルイスが頭で後方に送り、プビルが合わせた。今風の言い方なら、よくデザインされた得点。
 ウズベキスタンは追いつこうと反撃。何度かゴール前に迫り、前半終了間際になってハムラリエフがクバルシに倒された。VARの結果、PK。これをショムロドフがゴール左下隅に決めて1-1同点。
 後半に入るとまたスペインが攻めた。57分にはオロスがファウルを受けてPK。このPKをゴボスが中央を狙って蹴ったが、ウズベキスタンゴールキーパーのネマトスが足で防いで得点ならず。
 しかしスペインの攻撃は続き、62分、ミランダの折り返しにゴボスが汚名返上のシュート。スペイン2-1と勝ち越し。その後はスペインが守り切って試合を終わらせた。
 ウズベキスタンも良いチームだ。しかしメリハリをもって攻めあるいは守るスペインのほうが大舞台に慣れていた。勘所を知っている差が出たという気がした。


日本5-0パラグアイ パラグアイの自滅

 パラグアイの選手たちは上半身ムキムキ。そのムキムキ男たちが乱暴にがつがつ当たりにくる。試合開始直後はなかなか厄介な試合になりそうだと感じていた。
 しかし先制点は日本。18分、左サイドから大畑がマイナスのパス。パラグアイディフェンダーを細谷が抑え、フリーの三戸がゴール左下隅にシュート。日本先制。
 25分、パラグアイのビエラが平河の足首を踏んづけた。VARにより退場。パラグアイは10人になった。その後平河はプレーしたが35分に佐藤恵と交代。前半は1-0で終了。
 後半は日本をファウルでしか止められないパラグアイ。それが前に出ては日本の逆襲にあった。
 63分、斉藤のクロスに三戸のヘディング。2-0。
 69分、佐藤恵が右サイドでドリブル、クロスを斉藤が落として山本シュート。3-0。
 75分、大畑のバックパスが短く、パルザユクがカットし、ヌニェスがシュートも小久保セーブ。
 81分、フリーキック。荒木のキックに藤尾の頭。4-0。
 87分、細谷のスルーパスに抜け出した藤尾シュート。5-0。
 これほど点差が開くとは思わなかった。日本の快勝だが、パラグアイから見れば自滅だろう。初戦の勝利に多くの得失点差も得て、日本は願ってもない滑り出し。

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