オリ 女子 日本１－２スペイン、男子 日本１－０マリ

女子　日本１－２スペイン　いいところなし

　日本女子代表はW杯でスペインに勝ったのに今回は敗れた。
　スペインが強くなった。
　いや、日本が弱くなったのかもしれない。
　前半の立ち上がりは日本も攻めていた。
　田中が倒されて13分のフリーキック、藤野の右から壁を巻いてゴール右上の決まったキックは見事だった。
　しかし22分、ボンマティが一瞬で裏を取って得点。前半は1-1。
　スペインがポゼッションして攻め込み、日本の逆襲が面白いように決まったのがW杯のグループリーグだった。しかし、後半になってスペインが押し込むと日本はもう逆襲が出来なかった。
　まず1対1でボールが取れない。取られるが取れない。日本がボールを取って逆襲したくてもボールが取れないから出来ない。取れそうになってもすぐにスペインに奪われる。スペインは押し込んだ時の攻撃力というか攻撃持続力がとても高くなっている。
　それでも日本はよく耐えていたが74分、カルデンテイが右に流れながらゴール右隅に放ったシュートで逆転。
　その後日本は攻めようとしたのだが、効果的な攻撃にはならず試合終了。
　清水の怪我も深刻で代表離脱したという。いいところなしの敗戦だった。


男子　日本１－０マリ　苦戦の末の勝利

　アフリカのチームは当たってみないと強いか弱いかわからないところがある。しかし、このマリは親善試合において3-1で日本に勝った。強敵であることがすでにわかっている。
　11分マリ、11番DIARRAが左サイドからシュートも小久保足を伸ばしてセーブ。
　23分荒木のクロスに山本がヘディングシュートしようとするもマリのゴールキーパーキャッチ。
　34分斉藤のカットイン後のシュートはマリディフェンスに当たった後に掻き出された。
　45分DIOMANDEのシュートは小久保が触ってクロスバーの上。
　前半はマリが引いていて日本の攻撃が目立っていたが、得点には至らず。後半は逆にマリが出てきて日本は防戦に追われた。
　63分DIARRAのシュートは小久保セーブ。他にも危ない場面があり耐える時間が続いた。
　そして82分日本、右サイドを細谷が抜け出した。右からクロス。佐藤恵が左からシュート。弾いた所に長い距離を走ってきた山本が足から飛び込んで押し込んだ。ようやく日本先制。
　ところがアディッショナルタイム。DIAKITEのシュートをブロックした際に川﨑にハンドがあったとしてVAR_PK。96分。だがDOUMBIAのPKキックは左に外れた。
　試合終了。苦戦の末の勝利。やっと勝った、やっと勝った。ともかくも決勝トーナメント進出。