京都3-5シュトゥットガルト、広島2-5シュトゥットガルト

京都3-5シュトゥットガルト 3-0→3-5

 BS11で放送していたので見た。Jリーグインターナショナルシリーズ2024である。
 京都はハーフタイムで7名代えた。シュトゥットガルトは後半が始まってからまもなくしてほとんど全員代えた。前半と後半では双方別チームだった。
 京都は後半に入って、レギュラーから控えにメンバーを代えていったらしい。
 前半のシュトゥットガルトの選手たちは相当汗をかいていて、表情を見てもサッカー選手としてというよりも、人間として大丈夫だろうかと心配になるほどだった。それが交代後は明らかに元気の良い選手たちが出てきた。選手のレベルやコンディションが前半と後半で全然違っていたようだ。

 京都のエリアスとトゥーリオと原は良いアタッカーだ。後半戦の攻撃力は高いだろう。原1得点1アシスト。彼は昨年シントトロイデンから京都に来たのだが、シュトゥットガルトに引っ張られたりしないだろうか。まだ25歳。
 後半途中からシュトゥットガルトでチェイス・アンリが出ていた。ディフェンダーとして安定したプレーぶりだった。福島県の尚志高校出身の20歳。パリオリンピック世代。試合後は日本語でのインタビューがあった。

 前半のシュトゥットガルトはどうやってブンデスリーガ2位になったのだろう、いやよっぽどコンディションが悪いのだろうと思っていた。しかし、後半はレベルが違っていた。5得点の中でも4点目、左サイドバックのシセのスピードとシュートの正確さが印象的だった。

 シュトゥットガルトOBの岡崎も会場に来ていた。懐かしい顔も見られたし、花試合であるにしても面白く見ることが出来た。


広島2-5シュトゥットガルト アルスラン戦記開幕、と中島洋太朗

 この試合も見ていて面白かった。京都戦の前半よりもシュトゥットガルトのコンディションは良くなっていた。
 どちらも途中で大幅にメンバーを代えた。いわゆるリーグ戦レギュラーとどう違うのかこちらはよくわかっていないので、チームとしてどうかよりも印象に残ったことをいくつか書いておく。
 広島新加入のアルスランはとてもよい選手。攻めて良し、守って良し。視野も広いしプレーも正確。真面目に走っているので性格も良さそうに思われる。
 広島の1点目は中島洋太朗がドリブルで持ち込んで井上・松本と繋いでから中島がずどん。他にも中島は攻撃で良い働きをしていて、まだ18歳ということだが今後が楽しみ。
 広島の2点目はマルコス・ジュニオールの直接フリーキック。彼がいい選手なのは何年も前から知っている。
 シュトゥットガルトの攻撃は好機だなと思ってから点が入るまでが速い。それにシュートがここしか入らないという精度で飛んでくる。1点目などは人が大勢いる中でいつの間にかシュートが打てる狭い空間にシュティラーが入り込んでいた。
 京都戦の前半だけはなんだこりゃと思ったシュトゥットガルト。しかし結局、Jリーグには無いものを見せられることになった。こうした興行は好きではなかったのだが侮れない。


 オリンピック男子、日本-スペイン戦は負けたので書くのは明日。

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