マイ仙台０－０大宮V（生観戦） まさかのシュートゼロ

　泉区民 ホーム自由席 観戦無料！　ということなので、タダの日ぐらい行こうかと思った。スマホに慣れていない私だが、手続きはそれほど難しくなく無事入場。女子リーグの試合を見るのは2019年の浦和L-仙台L戦以来。もちろんWEリーグ発足後初観戦。
　晴れ、無風、24.1℃。観戦日和。入場者数1,166人。泉区民がタダだからといって大挙してくることはなく、なかなか厳しい。野々村新チェアマンがどうしていくのか。
　女子リーグの観客席はアットホームでのどかだ。Jリーグには観客も戦っているぞ、という殺伐とした雰囲気があるが、女子にはあまりない。個人的には好きだが、それが良いことなのかはわからない。

　マイナビ仙台レディース
GK: 齊藤、DF: 吉岡・長船・國武・佐々木里、MF: 佐々木美・隅田・原・中島・大西、FW: 佐藤

　よく知っているのは元代表の中島くらい。他は名前を聞いたことがある程度。

　大宮アルディージャVENTUS
GK: 今村、DF: 落合・乗松・五嶋・金平、MF: 宗形・阪口・箕輪・鈴木、FW: 平井・北川

　今後、VENTUSにもレッドブルマネーが入ってくるのだろうか？

　試合開始。コイントスの結果、前半はマイ仙台がホーム側、つまり私がいる側に攻めてきた。

　試合開始直後こそ大宮Vが攻めていたが、まもなくマイ仙台がポゼッションするようになった。セカンドボールを次々に奪って大宮ディフェンスを圧迫した。
　だが圧迫するだけだった。
　フィードやクロスは大宮Vディフェンダーに引っかかった。崩すアイデアは見られない。クロスに合わせるぞ、という時に中に一人しかいない。
　いや、真剣にプレーしてはいるのだ。それは伝わる。ただ点をどう取ろうとしているのか、それが出てこない。

　後半に入り、攻守ところを変えた。大宮が仙台を圧迫してきた。
　大宮Vの攻撃は危険だ。ボールはゴール前をすり抜け、時にシュートが飛んでくる。ただシュート精度は低い。ゴールキーパー齊藤が最後は押さえた。
　終盤になって仙台がボールを持てるようになった。しかし持っているだけ。
　アディッショナルタイムは4分。終了間際になって大宮Vのカウンター。あわやと思われたがゴールならず。試合終了。

　シュート数はマイ仙台0に対して大宮V13。マイ仙台まさかのシュートゼロ。圧倒され続けた感じはないのだが、よく0-0で済んだと言うべき試合だろう。
　マイ仙台としては3連敗の後、初めて勝ち点を得た試合でもある。守備がしっかりしてきたとポジティブに捉えることは出来る。攻撃はこれ以上悪くなりようがないと思うので、せめてシュートが何本か打てるようになってほしいところである。