浦和1-0岡山 浦和今季初勝利

 ここまで2分2敗の浦和、2勝1分1敗の岡山。浦和の試合を見るのは今季初見だが、1勝もできないのはどうしたのだろうと不思議な思いにかられる。一方の岡山についてはそれほど不思議ではない。というのは、J2からJ1に上がってきたばかりのチームは相手の研究が及んでいないことが多いからだ。岡山は自分たちのサッカーを知られていないうちに、勝ち点を積み上げておきたいところである。

 立ち上がりからどちらも積極的。互いに攻めあう展開だった。しかし次第に浦和が長くボールを持って押し込む時間が長くなっていった。41分浦和、チアゴサンタナのシュートが決まったかに見えたがVARオフサイド。前半は0-0で終了。

 後半立ち上がりはまた岡山が積極的に来て、攻めあう展開だった。
 浦和の先制点は49分。右サイドから安居がクロス。それは田上に引っかかったが、裏へ抜け出していたチアゴサンタナに届いた。飛び出す岡山ゴールキーパー、ブローダーセンを冷静に見てチアゴサンタナはGKの股間を抜くシュート。ゴールイン。

 追いつかなければならない岡山は58分、岩淵、一美に代えて木村、ルカオ。
 ルカオはプレーオフ仙台戦で大活躍した選手。でかくて体が強くて、彼が最前線にいるだけで浦和の心胆寒からしめるところがある。
 88分ルカオのヘディングシュートは西川セーブ。92分木村のクロスにルカオのヘディングシュートは決まったかと思ったがゴール右に外れた。

 結局1点を守り切り、浦和が今季待望の初勝利。岡山はあと一歩届かなかった。

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