仙台0-0甲府(生観戦) ともによく守ってスコアレスドロー

 今季ユアスタ初戦は入場者数15,217人。多くの観客を集めた。天候は晴れ、気温27.4℃。暑い。試合開始前は日差しが厳しく、自由席南の私はアウェー側ゴール裏の日陰に座った。
 ちなみにアメダスによると6月22日仙台の最低気温は22.7℃、最高は33.2℃。甲府は最低22.6℃、最高33.0℃。珍しくほとんど違いがなかった。

 仙台
GK: 林、DF: 髙田・井上・菅田・石尾、MF: 武田・鎌田・真瀬・オナイウ、FW: エロン・荒木

 アウェー側ゴール裏だと大型ビジョンが見られないので誰が誰だかわからない。これは記録を見て書いている。キャプテン郷家はベンチスタート。前節山形戦で消耗したのだろうか。

 甲府
GK: 河田、DF: 土屋・孫・マンシャ、DF: 佐藤恵・林田・ソアレス・荒木・鳥海・田中、FW: ネーミアス

 伝統の5-4-1。「さあ、行こうぜ、俺らの甲府」チャントを聞くのが懐かしい。

 試合開始。

 開始直後こそ仙台が攻めているように見えた。しかし次第に仙台は、ディフェンダー間でボールを回すだけになっていった。甲府のプレスが厳しく、ビルドアップが出来ない。くさびを中に入れても戻すだけ。真瀬やオナイウの先にボールを送ろうにも不正確。そのうちミスパスやプレスを受けた後のロストが相次いで20分以降からは甲府が何度も仙台ゴールを脅かした。
 甲府フォワード、ネーミアスは体が強く、ボールを持つとなかなか失わない。ただ、持った後の小技が得意ではないようだ。
 仙台が0で抑えられたのはゴールキーパー林のおかげ。適宜な飛び出し、パンチング、セーブが光った。前半は0-0で終了。

 ハーフタイム後仙台、髙田に代えて郷家。
 後半開始早々は前半同様甲府が攻撃。しかし次第に仙台が押し込むようになった。郷家がいるだけで甲府のプレスがかからなくなった。
 66分仙台、鎌田フリーキックは甲府GK河田セーブ。その直後、エロンに代えて小林心。仙台サポーターから歓声。
 その後も仙台が押し込み、甲府がカウンター。双方のシュートは決まらず0-0のまま試合終了。

 どちらもよく守ったのでドローは妥当。
 勝てば2位、負ければ5位だった仙台は引き分けて4位。上も下も詰まっている。どちらに抜け出すだろうか。
 甲府はアウェーで引き分けならよしとしたものだが、11位。守備は十分以上だが、上位進出には得点力が課題。

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