柏0-0広島 高い守備力どうしのスコアレスドロー

 3位柏対6位広島。柏は第30節から中二日。広島はACLから中六日。コンディションに違いがある。
 柏は失点29で4位。クリーンシート13で1位。広島は失点21で1位。クリーンシート12で3位。どちらも守備の堅さに定評がある。
 数字は噓をつかない。上記の通りという試合になった。

 前半はどちらも中盤のつぶしが早い。激しい試合だがゴール前の守備側人数が常に多く、シュートが入りそうな気はあまりしなかった。
 18分広島、元柏の木下、シュートは柏の古賀に当たって枠外。
 24分柏、原田のシュートは枠外。29分細谷のシュートはボールにヒットせずぼてぼて。
 33分広島、田中聡のシュートはポスト。

 後半に入り、広島が押し込んで一方的に攻撃するようになった。このあたり、疲労度の差が影響したのだろう。
 55分広島のフィードに対する柏の対応で、杉岡の腕にボールが当たったように見えた。VARによる確認があり、私はPKだと思ったし解説の播戸もPKと言っていた。しかし、モハメドアハメド主審はノーハンドと判定。私や解説者がどう思おうと、決めるのは主審。
 59分広島、田中聡のシュートは小島セーブ。

 後半の途中から、柏が時折反撃するようになった。 
 68分柏、垣田が裏抜けしてGK大迫と一対一。しかしシュートは左ポスト。
 78分広島、ジェルマンのシュートは小島セーブ。88分ジャーメインのヘッドはポスト。
 94分柏、馬場のシュートは大迫セーブ。
 96分広島がコーナーキックを得たかなと思ったがここで試合終了。

 後半、広島のほうが優位かなという時間帯があった。しかし結局双方の守備が優ってスコアレスドロー。審判についてはさておき、引き分けはリーズナブルな結果かなと思われる。鹿島が勝ったので、双方首位が遠くなった。

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