仙台1-2大宮 仙台の自滅なんだろうたぶん

 4位仙台対6位大宮の上位対決、仙台ホーム戦。今季大宮ホーム時は3-0で大宮が勝利している。
 大宮のツートップはカプリーニ、サンデーの外国人。仙台の苦手とする強フィジカルフォワードだ。

 試合開始。仙台はホームゲームらしく積極的だが、フィジカル的にも技術的にも大宮は強い選手がそろっている。容易ならざる状況であった。
 38分大宮、ゴール左側でボールを受けたカプリーニがファーサイドにシュート。決まって大宮先制。そのまま0-1で前半終了。

 後半開始時仙台。山内、奥山、松井に代えて荒木、石尾、武田。負けている所で積極的に流れを掴みに行った。
 前半に井上が警告を受けていた。三人も代えるなら井上を代えなくていいのか、と一瞬思った。こういう私が一瞬思ったこと、というのは大概外れる。後から思えば外れてほしかった。
 51分大宮、菅田がカプリーニにファウル。PK。53分、キッカーはカプリーニ。堀田セーブ。弾いたボールも自ら掻き出した。
 堀田は仙台ユース、東海大出身。福島ユナイテッド等等を経て今年仙台に加入。林のコンディション不良により仙台のゴールを守って3試合目。前2試合は勝利だからよくやっていると言っていいだろう。
 そして55分仙台、相良シュートの後のこぼれ球を郷家シュート。決まって1-1同点。

 その後、仙台が元気になった。おお、これは逆転する勢いだ、などと思いながら見ていた。
 67分仙台、井上に警告2枚目。仙台10人。
 ここから暗転した。1点ものの危機が何度か仙台に訪れた。
 そして81分大宮、和田のクロスに福井が頭を合わせてファーサイドに流し込み、大宮が勝ち越し。
 その後仙台は懸命に攻撃するも得点には至らず。1-2で試合終了。

 傍から見れば仙台の自滅なのだろう、たぶん。
 もちろん上位対決での敗戦は痛いに決まっている。さてあと6試合。この試合は糧になるのかずるずる行くのか。どうなることやら残り6試合。

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