京都1-1鹿島 鹿島が終了間際に追いつく

 試合前の順位と勝ち点は以下の通り。

①鹿島 66 ②柏 63 ③京都 61 ④神戸 61

 今週末を含めて残り4試合。京都としては勝って勝ち点2差に詰めないと優勝はかなり遠のく。鹿島はもちろん勝てば優勝が近づく。
 京都のエース、ラファエル エリアスと主将の福岡は怪我の影響でベンチ外。ディフェンダーの鈴木 義宜も出場停止。齊藤美月が移籍後初出場。

 前半からボールの奪い合いが激しかった。特に京都は原、長沢、齊藤と次々に警告を受け、後で影響が出ないかと心配された。しかし次第に京都が優勢になった。激しいプレスが嵌っていて、鹿島の攻撃は機能不全に陥った。ゴールキーパーの早川が再三良いプレーを見せていたが、だいたいGKが目立つ試合というのは劣勢である。
 京都の先制点は36分。左サイドで長沢がディフェンダーを背負いながらもパスをマルコトゥーリオに通し、マルコトゥーリオが右足シュート。これがディフェンダーに当たったようで早川の逆をついてゴールイン。その後も京都優勢で前半終了。

 後半開始時、鹿島は船橋に代えて知念。効果はさっそく出て、鹿島がボールを持てるようになった。しかし京都は引き気味になりながらも決め手を与えなかった。
 後半途中から京都は5バックに変更。鹿島はボールを持ちながら攻めきれない時間が続いた。前半とは逆に京都ディフェンダーの宮本とGK太田が活躍する場面が目立ってきた。
 アディッショナルタイムは6分。京都はボールを持てば前に蹴り、前で持てれば時間稼ぎ。
 そして試合終了間際の96分鹿島。右サイド後方から松村がクロス。優磨がディフェンダーにブロックされながらも足を伸ばしてゴール右隅に押し込んだ。試合終了間際に同点。そのまま試合終了。

 柏が勝ったことで順位は次のようになった(神戸は明日新潟と対戦)。

①鹿島 67 ②柏 66 ③京都 62 ④神戸 61

 現状だと鹿島と柏、マッチレースの様相を呈してきたようである。

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