ルヴァン杯決勝 広島3-1柏 広島がセットプレー3発で勝利

 直近のJリーグ5試合を見ると、広島が2勝2分1敗、柏が3勝2分。ルヴァン杯準決勝でも2戦目4-1で川崎Fから大逆転した柏のほうが勢いがありそうだ。柏が有利なのかと思っていた。全然違った。

 前半のうちに広島がセットプレーから3点取った。
 25分、中野のロングスロー。柏ゴールキーパー小島の前に広島の佐々木と東が立って小島をブロックし、そこに荒木が頭から飛び込んできた。
 38分、バイタルエリア右のフリーキック。東の左足キックがゴール右隅に決まった。
 45+2分、中野のロングスロー。ニアのポケットに投げた。佐々木が頭でゴール前に落としてジャーメインが左足ボレーシュート。

 かなり練習したのだろうと思う。特にロングスローについては、この決勝のためにかなり時間と回数をかけて練っていたのではないか。もちろん東のフリーキックも素晴らしかった。

 勝負としてはこの3点でほぼ決まってしまった。柏はポゼッションから柏らしいサッカーをしていて決して内容は悪くはなかった。それだけに広島のセットプレーにやられてしまった感が強い。
 こんな試合もあるのだ。広島としてはしてやったり。柏としては思っていたのと違う所で負けてしまったのではないか。

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