日テレ2-1C大阪L 日テレ逆転勝利

 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs セレッソ大阪ヤンマーレディース。正式名称にすると長い。
 BS日テレで放映。試合前にはイチオシ選手として日テレ眞城の紹介。塩越の浦和から日テレへの移籍。それからこの試合の後に日テレは女子ACLを戦うということが盛んに喧伝されていた。

 序盤は個人技に優る日テレがボールを掴んで攻撃していた。ただ、女子のシュートレンジが短い割にボールがゴール前に近づいていない。前半の終わりぐらいにはC大阪Lが連続攻撃する場面もあり、案外こういう時には一見攻めている時間が短いC大阪Lのほうに点が入りがちだなどと思った。
 前半は0-0で終了。

 後半開始直後は、何度かC大阪Lゴール前で日テレに好機があった。おや、これは前半と違う。日テレに点が入りそうだぞと思った。
 ところが先制点はC大阪L。64分、右サイドから田子のクロスに途中出場浅山が左足で合わせた。
 その後もボールは主に日テレが持つのだが、C大阪Lの反撃が鋭いというゲームだった。
 75分日テレ、途中出場の小林里に代えて伊藤風葵15歳。WEリーグ最年少記録更新とのこと。歴史的な若手出場場面を見たわけだが、伊藤はあまりゲームに入れていなかった。今後に期待。
 77分C大阪L、百濃が抜け出しゴールネットを揺らしたがオフサイド。
 その直後の78分、C大阪Lの脇坂が途中出場の日テレ・猶本を倒したとされてPK。試合後の脇坂は全く当たっていないと言っているが、テレビで見ても倒しているように見えるのだから判定は仕方がない。このPKを81分、猶本自身が決めて1-1同点。
 その後はどちらが点を取るのかわからない展開だったが、取ったのは日テレ。91分、猶本の左コーナーキック。途中出場隅田がヘディングシュート。これが左ポストに当たってファーサイドに流れてきたところに塩越が押し込んだ。2-1。そのまま試合終了。

 どちらが優位とも言えないゲームだったが、日テレが得点できる勘所をうまく掴んだという結果だった。11/9から日テレはミャンマーでACLを戦う。優勝目指して頑張っていただきたい。

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