天皇杯決勝 町田3-1神戸 町田初タイトル

 FC町田ゼルビアは、山の上にホーム球場のある、行くのが面倒くさいクラブ。私が初めてそこに見に行った2012年の甲府戦は、町田に戸田和幸がいたりした。町田はJ2に上がったと思ったらすぐJFLに落ちたりしてそれほど強くはなかった。
 私が最後に町田の試合を生で見たのが2018年の甲府戦だが、これは甲府ホーム。
 2019年にサイバーエージェントが経営に参画。ちなみに佐野海舟が2019年から22年まで在籍している。そのサイバーエージェントがメインスポンサーになったのが2023年。黒田監督の招聘。多くの有力選手の加入。急にお金持ちクラブになったようだが、その後の町田をサッカー場で見ていない。
 つまり町田は私にとって、強くなっていく過程をテレビでしか見ていなかったクラブである。

 序盤から激しいボールの奪い合いがあった。その中でゴール前に迫っていたのは町田。6分、中山が左サイドでドリブル。相馬ではなく中山、というところが神戸の意表を突いたのかもしれない。この中山のクロスに藤尾が、神戸ゴールキーパー前川と競りながらヘディング。ボールはゴールに吸い込まれた。町田先制。
 その後も神戸はボールを持つがゴール前に迫れなかった。32分町田、ミッチェル・デュークのフィードに相馬が左サイドで飛び出した。山川と酒井高が追いかけるが間に合わない。GK前川が前に出たところで相馬のシュート。決まって町田2-0。前半はそのまま終了。

 後半開始時神戸、広瀬に代えて大迫。
 追いつきたい神戸が攻勢。しかし56分町田、林が出したパスを藤尾がバイタルエリアで受けた時、前が空いた。ミドルシュートがゴール右上に決まってなんと3-0。
 その後は神戸がさらに攻勢。62分、左サイドから佐々木のクロスに宮代のヘッド。ファーサイドに流してゴール。3-1。
 64分神戸、佐々木・永戸に代えて井出・本多。65分町田、デューク・藤尾に代えてナサンホ・オセフン。
 神戸が懸命に攻めて町田が懸命に守った。この攻防には見ごたえがあった。スコアは動かない。77分町田、ドレシェヴィッチに代えて岡村。この岡村と大迫の攻防も迫力があった。
 町田が守るうちに次第に時間が過ぎていった。アディッショナルタイムも過ぎて試合終了。町田、ついに初タイトル。

 あの町田がなあ、J1上位でタイトル奪取かあ。などと思うのである。サポーターも嬉しかろう。町田初優勝おめでとう。

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