"野球"の記事一覧

動かざる投手、動かざる打者の美  WBC雑感

 WBC決勝戦の日本ーキューバ戦の映像を見ていると、キューバの投手が投げ終えた後、体が右に(バッターボックスからは左に)流れていた。何となく、それが気に入らなかった。  投げ終えても体が流れているから、鋭いピッチャーライナーなら体が半身の時に飛んでくる。捕りにくいし、危ない。ピッチャーゴロでも一歩遅れる。守備を見たわけではないが、下手…
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仰木彬氏の死去を悼む

「中西コーチ、鼻をかんでいますね。感極まって泣いているんでしょうか」 「ああ、あれは、風邪をひいてるんですよ」  二試合目に引き分け、近鉄が優勝を逃したロッテ-近鉄ダブルヘッダー二試合目のひとこま。このアナウンサーと解説者のやりとりは会社から家への帰途にラジオで聞いていた。緊迫した試合なのに、一人で歩きながら声を立てて笑ってしまった…
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プロ野球優勝監督の権威

 前に、松木氏、早野氏を評して、「Jリーグの優勝監督に権威はないのか」と書いた。そして「どれほどの実績を残しても解説席での振る舞いで判断されてしまうのだろうか」と。  もちろん書く前に私自身が疑問に思っているのだ。当時のヴェルディやマリノスは監督が誰でも優勝できたチームだったのか、と。  それはさておき、今度はプロ野球の監督につ…
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神宮球場に向かう中央線での雑感

 6/5(日)、ヤクルトー楽天戦を見に行く。  山梨からなので中央線経由ということになる。  野球場に行くのは久しぶり。前に行ったのはいつだろう。  四年前、横浜球場でヤクルトがセリーグ優勝を決めた時以来だ。若松監督が、「ファンの皆様、おめでとうございます」と言った。  スワローズ球史に残る科白を直接この耳で聞いたのだが、この話…
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ヤクルト3-2東北楽天 6/5 生観戦@神宮球場

 交流戦の日程が出た時からこの試合は見たかった。ヤクルトは長年応援しているチーム、楽天は今年生まれた故郷の球団。この2チームが戦うとあらば見なければなるまい。  どちらに偏って応援するのも心苦しいのでバックネット裏に行くことにする。  山梨県から中央線を延々と乗り継いで信濃町駅から球場入り。バックネット裏から見下ろすと楽天の練習…
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祝! 一迫商、春の甲子園出場、なのだが

 一迫商が春の甲子園出場校に選ばれた。  宮城県一迫(いちはさま)町はかつて親戚が住んでいたところであり、何度か訪ねたこともある。小なりとはいえ商店街もある田舎町だ。  宮城県は東北・仙台育英といった有力私立高校が甲子園出場を独占していた県だった。そこに聞き知った土地から甲子園に行く高校が出たのはなんとなく嬉しい。  嬉しい、のだ…
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チャンスをつかんだのなら

 プロ野球放送で頻発する、しかし私には使い方を間違えているとしか思えない言葉がある。 「チャンスをつかみました」である。 「ツーアウトランナー二・三塁、バッターは古田。ヤクルト、チャンスをつかみました」 「ああーっ、キャッチャーフライです。万事休す」 「五回の裏、ヤクルト無得点です」 「惜しかったですね」 「絶好のチャン…
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野球場で見た松井秀喜のホームラン(1993年)

 現在はヤンキースの主軸として大活躍の松井秀喜だが、その新人一年目のホームランを野球場で見たことがある。  この年松井秀喜は11本ホームランを打っている。そのうちヤクルト戦では2本。1本目は5月2日東京ドームで高津から打ったもので、野村監督があえて内角ストレートを投げさせたと現在でも語り草となっている。私が見たのはヤクルト戦の2本目だ…
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ヤクルト飯田哲也、楽天に無償トレード

 ヤクルトの飯田が楽天にトレードという。  球団は戦力外であることを伝えコーチなどスタッフ入りを進めたが、本人が現役を続けたいというのでトレード先を探していたらしい。  飯田は1968年生の36才。そうか、もう36か。拓大紅陵高出身、1986年入団。  入団当初は捕手だった、というのは知る人ぞ知る話。それが野村監督にセカンドへコン…
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池山がコーチ就任か

 ヤクルトが、評論家の池山隆寛氏(38)に二軍コーチ就任を打診しているという。受諾は確実、打撃を担当する見通し、とのこと。  そっかー、池山がコーチかあ。  つい、笑いたくなってしまうのはなぜでしょうね。  池山二軍打撃コーチ。若い衆相手にノックとかするのかな。 「おおーい、センター行くぞおーっ。……おっと、バックスクリーン…
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